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2023.07.10ページが新しくなりました!

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【コラム】人事のためのOA入門講座その2 「ファンクションキーの役割と便利な使い方を知る」


日々使うキーボードの上に、F1~F12までずらっと並んでいるファンクションキーは、
便利な機能が割り振られているわりにその知名度が低く、なんのためにこんなにたく
さん並んでいるのかわからないと言われてしまうこともあります。今回は、ファンクショ
ンキーの機能の中でも、すぐに使えて業務効率化が図れるものをいくつか選んで紹
介します。

ア.F2キーで「ファイル名の変更」が簡単に
名前を変更したいファイルやフォルダを選択してF2キーを押すと、「名前の変更」モ
ードにすぐ入れます。右クリックや、ショートカットキー「Ctrl+M」でも名前の変更はで
きますが、圧倒的に手軽です。拡張子を避けて、文字列のみ選択してくれるのも使い
やすさの後押しをしてくれています。




イ.F3・F5キーで、ブラウザの操作を快適に
ブラウザでウェブサイトを開いている時にF3キーを押すと、「ページ内検索」窓が開
きます。ブラウザの機能一覧や、ショートカットキー「Ctrl+F」でも同じように検索窓を
呼び出せますが、ファンクションキーが一番簡単です。

また、F5キーを押すと、現在開いているウェブサイトをリロード(再読み込み)すること
ができます。ブラウザはキャッシュという機能を使い、以前表示した内容を再利用し
て表示することがありますが、内容が最新のものとは異なる場合があります。ページ
がうまく読み込まれない時や、確かに更新されているはずの内容が表示されない時
などは、F5を押してみましょう。


ウ.F6~F9で、全角半角英数に切り替え
文字を入力してから変換キーを押すと、漢字のバリエーションの後にカタカナ変換が
出てくることがあります。これを一度でカタカナにしたい、全角あるいは半角にしたい
時は、ファンクションキーが便利です。

道灌山+F6→どうかんやま(漢字→ひらがなに変換)
いんそーす+F7→インソース(ひらがなを全角カタカナに変換)
いんそーす+F8→インソース(ひらがなを半角カタカナに変換)
道灌山+F9→doukannyama(入力された文字列を全角アルファベットに変換)
道灌山+F10→doukannyama(入力された文字列を半角アルファベットに変換)

この機能の便利なところは、入力中に任意の変換を選べるだけではなく、すでに入
力された文字列を選択してファンクションキーを押すことで、漢字変換を解除、全角
から半角、半角から全角、ひらがなからカタカナや英数に、その逆にもできるというこ
とです。

入力フォームの指示に従って住所や電話番号を入力し、送信ボタンを押した直後に
表示されることがある、「数字は全角で入力してください」という、最初から明記してお
いてほしいアラートに対しても、必要な範囲を選択してF9を押せば、すぐ全角に変換
できます。


エ.F12で、保存したファイルの行方不明を防ぐ
編集したファイルを「名前を付けて保存」したはずなのに、保存したはずの場所に見
当たらない、心当たりを探しても見付けられないということが起こります。たいていは
ちょっとしたはずみで別の場所に保存してしまっているのですが、探すのもけっこうな
手間になるので厄介です。

そこで、ExcelなりWordなり、アプリを編集している時にF12を押すと、「名前を付け
て保存」のウィンドウが開きます。これだけでも便利ですが、F12で開いた場合、「前
回そのファイルを保存したフォルダを自動的に開いた上で、名前を付けて保存」にな
るため、ファイルが変な場所に保存されて迷子になる確率がぐっと下がります。

ちなみに、行方不明になったファイルを探す方法としては、探したいアプリを新規で
開いた上で「最近使ったアイテム」の一覧を見てみると、たいてい見つかります。


【補足】Fnキーの使い方
ノートパソコンや小さめのキーボードの左下に、「Fn」と書かれたキーが配置されてい
ることがあります。このキーを押しながらファンクションキーを押すと、音量調整や画
面の明るさ調整など、あらかじめ割り当てられた機能を使うことができます。

Fnキーをロックして、ファンクションキーの機能ではなく、追加機能の方を優先的に使
えるように切り替えられる機能を持った機種もあります。キーボードやノートパソコン
をチェックして、現在の環境を確認してみましょう。


以上、ファンクションキーについての簡単な解説でした。日常業務の効率化に繋がり
ましたら幸いです。


■上記に関連したオススメの研修
パソコン苦手な方限定!はじめてのパソコンワーク入門研修
パソコン苦手な方限定~はじめてのMicrosoft365研修
(半日研修)Microsoft Office研修~Excel基礎編



※本記事は2021年11月24日現在の情報です。
  

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