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2023.07.10ページが新しくなりました!

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DXコラムは、DX/ITに関する情報をあらゆる切り口から詳しくご説明したオウンドメディア「DXpediaⓇ(DXコラム後継)」としてリニューアルいたしました。

各分野で経験を積んだテキスト作成者が語る記事や、最新のDX動向を掴める記事などを取り揃えております。IT業界の方だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んで欲しい記事がここにあります。

【コラム】インソース講師の視点 第4回「プロジェクト推進に大切なこと」

ソフトウエア開発現場に長くいると、
本当にプロジェクトの推進は難しいと感じます。
私も何度も失敗しましたし、
日々いろいろな問題が起きて、その対応に奔走していました。

開発環境や言語は時間とともにどんどん新しいものが出てくるので、
開発効率はこれらによって改善することができます。
しかし、時間が経過しても変わらず、
ソフトウエア開発者にとって最大の課題があります。
それはズバリ、「何を作ればいいのか?」です。

これは「要件獲得」という工程なのですが、
プロジェクトマネジメントでは「スコープ定義」と言います。
簡単に言うと、「何をやって何をやらないか」を明確にして、
それに付随する成果物と作業を明確化することです。

20世紀は、開発ベンダーに丸投げに近い発注が横行していました。
しかし近年は、職種、生活様式、価値観・・などなど、
20世紀から比べると本当に様々なことが多様化しています。
それに伴い、ソフトウエア開発に対するお客様の要望も多様化が進んでいます。

何をどこまでやるのかの定義がすごく難しくなったということです。
中でも、お客様の業務プロセスから出る業務要件が
最も難しいと言っていいでしょう。
お客様の業務プロセスはお客様にしか分からないためです。

現場にいる頃は、「お客様のお困りごとは何ですか?」と聞いていました。
要望=プロジェクトを開始する根本となる動機
これを明文化しておき、何か迷ったときには必ずここに立ち返る、
そうすることでお客様の求めていることから外れないようにすることができます。

お客様の立場もDX時代とともに、丸投げに近い発注は難しくなってきています。
RPAでの効率化も同じですが、業務フロー図を作成して、
業務要求を明確にすることがお客様に求められる時代になってきました。 業務要求の明確化
上図のように要望の発散・収束と業務フロー図作成などを実施して、
業務要求を明確にしていくことが求められています。
「こうしたい」、「これを実現したい」などの熱い想いから
良いシステムは生まれると言っても過言ではないでしょう。


※本記事は2022年12月21日現在の情報です。
  

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DXpedia® 冊子版 Vol.3

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IDAの新しい冊子『DXpedia®』が誕生しました。創刊号の特集は「ChatGPT時代」。生成系AIを人間の優秀な部下として活用するための指示文(プロンプト)の例を始め、Web版のDXpediaで人気を集めた記事を紹介、さらに宇宙に関するコラムなどを掲載しています。

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Vol.04はDX推進のための効果的な手法がテーマです。DXは喫緊の経営課題である一方、IT人材不足や高いシステム導入コストにより実現が難しいと捉えられがちです。そこで本誌では、今いる人材で低コストに推進するDXについてご紹介しております。

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