2024.08.03
2024.08.26
何を学ぶ? Web開発で使えるおすすめのプログラミング言語
- 文字で構成されています。
※この記事内容は
プログラミング言語は なぜこんな数が多いのか
コンピュータにしてほしいことをどう伝えるか。その唯一の手段がプログラミング言語です。その数は200とも300ともいわれています。
しかし、プログラミング言語はコンピュータを従わせるための道具です。道具ならば、より使いやすくするのは当然のことだと思います。
その結果、Webやゲーム、システム開発、アプリケーション開発のために新しい言語が次々と生まれ、プログラミング言語は数を増やしていきました。
何を学ぶ?Web開発に使えるプログラミング言語とは
そんな数あるプログラミング言語の中でも、インターネットやスマートフォンの普及により、普段の生活の中でもより密接な存在となったWebに関わるプログラミング言語について今回の記事でまとめてみました。
またWebに使われる言語の中でも、フロントエンドとバックエンドに分けて特徴や習得難易度についてもご紹介しています。
今回の記事はプログラミング初心者の方や、リスキリングとして新しいプログラミング言語を学び直したい方を対象にした内容になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
フロントエンドにおけるプログラミング言語
フロントエンドとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザー側から直接目に触れる部分の開発・実装を指します。フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーが設計したデザインをもとにWebサイトやWebアプリケーションのインターフェースを構築します。最近ではReactやVue.jsといったJavaScriptのフレームワークやライブラリを利用したモダンフロントエンド開発も増え、フロントエンドのプログラミング言語の需要も上がってきています。
HTMLとCSS
HTMLとCSSは、Webページの構造とスタイルを定義する基本的な言語です。厳密にはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語と呼ばれています。HTMLによる記述でWebページを構築し、CSSでその見た目を制御します。Webブラウザ上で表示や動作の確認ができるので、プログラミング初心者の方でも学習が始めやすい言語です。
使用目的 | WebページやWebアプリケーションのデザイン、レイアウト |
フレームワーク | Bootstrap、Foundation、Tailwind CSS、Bulma |
難易度 | ★☆☆ |
JavaScript
JavaScriptは、Webサイト制作やWebアプリケーション開発などのフロントエンドにおける主要な言語です。ブラウザ上の表示に動きをつけたり、ボタン操作などの処理が可能で、インタラクティブなWebサイトやアプリケーションを作成するための標準的なツールです。 またWebブラウザ上で表示やプログラム変更後もすぐに確認ができるため、プログラミングが初めての方でも学習を始めやすい言語です。
その他にもTypeScriptと呼ばれるJavaScriptを拡張して開発したプログラミング言語もあります。TypeScriptは大規模なフロントエンド開発などで使用されますが、歴史が浅い言語のため参考書や学習サイトの種類が少ないこともあり、習得難易度は高めになっています。
使用目的 | 動的なWebサイトの制作、Webアプリケーション開発 |
フレームワーク・ライブラリー | Vue.js、Angular、Svelte、Next.js、React、jQuery |
難易度 | ★★☆ |
バックエンドにおけるプログラミング言語
バックエンドはユーザーの目に触れないWebアプリケーションやソフトウェアの裏側の領域を指します。バックエンドエンジニアはサーバーやデータベース、システムなどの設計・構築から、APIの実装やセキュリティ対策などプログラミング言語を使って様々な業務をおこなっていきます。
Python
Pythonはシンプルで読みやすい文法で、初心者にも学びやすいプログラミング言語です。長い歴史があり、Webアプリケーション開発からデータ分析など幅広い用途で用いられています。最近ではAI開発の分野でも使用される人気のプログラミング言語です。Webアプリケーションのバックエンド開発において、その柔軟性と生産性が評価されています。
使用目的 | AI開発、データ分析、Webアプリケーション開発 |
フレームワーク・ライブラリー | Django、Flask、Bottle、Tornado、pandas |
難易度 | ★★☆ |
PHP
PHPはWeb開発に特化したサーバーサイドの開発によく用いられる言語で、動的なWebページ制作などに使用されています。またWordPressなどのコンテンツ管理システム(CMS)で広く採用されており、HTMLと連携しやすいことからバックエンドの分野の中では比較的学習を始めやすい言語になります。
使用目的 | 動的なWebサイト制作、Webアプリケーション開発 |
フレームワーク | Laravel、CakePHP、Symfony、CodeIgniter |
難易度 | ★☆☆ |
SQL
SQLは、データベースで管理するデータを操作するための言語です。厳密にはプログラミング言語ではなくデータベース言語になりますが、バックエンドの分野ではアプリケーションやシステムを開発する時に他のプログラミング言語と組み合わせて使用します。
文法もシンプルで直感的で書くことができます。条件分岐などの応用的な書き方を除けば、基本的な操作で覚えることができるので、他のプログラミング言語と比べても決して難しくはありません。
使用目的 | データベースのテーブル作成・削除、データの追加・削除、検索など |
難易度 | ★☆☆ |
Java
Javaは、幅広いコンピューターOSで動作ができる汎用性が高いオブジェクト指向プログラミング言語です。その汎用性の高さから業務用システム開発からWebアプリケーション開発、スマートフォン向けのAndroidアプリの開発などに使用されます。パンフォーマンスや安全性が高い言語ですが、一方でコンパイラ言語(機械語に翻訳する必要がある言語)なので習得に難しい一面もあります。
使用目的 | 大規模な業務システム開発、ゲーム開発、Androidアプリの開発 |
フレームワーク | Spring Framwork、Spark Framwork、Apache Struts |
難易度 | ★★★ |
たくさんの選択肢から 自分に必要なプログラミング言語を
もとからあった言語をより使いやすいように改良してきた結果、多くのプログラミング言語ができました。Webページが得意、業務システムに強い、ゲーム開発など様々な特徴をもった言語があります。どの言語を学ぶかを考えるにあたって、将来何をやりたいかは重要ですが、学びやすさ(難易度)や需要(将来性)も考えておく必要があります。
インソースデジタルアカデミーの研修プログラムでは、Web開発に欠かせないJavaやPHP、Pythonまで様々な言語から選択が可能ですので、ご興味をお持ちになった方はお気軽にお問合わせください。
※本記事は2024年08月26日現在の情報です。
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