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2023.02.08

2024.12.05

AIが人間を超える? 人工知能が向かう先

※この記事内容は

文字で構成されています。
AIが人間を超える? 人工知能が向かう先

指示に従うか過去から学ぶか、
AI(人工知能)と機械の決定的な違い

端末に呼びかければ、明日の天気を教えてくれたり音楽を流してくれたりする「AIスピーカー」、部屋の段差や壁などを認識して部屋中を動き回る「お掃除ロボット」、車線変更や駐車までしてくれる「自動運転」......。

これらはAI(Artificial Intelligence、人工知能)を使った技術の一例です。

コンピュータは指示をしたことだけを忠実に行いますが、言い換えれば、指示しないことはできないということ。しかし、AIは自ら状況に応じて考え、答えを出しているのです。まるで人間のような振る舞いですね。

秘密は、学習です。人間が過去のたくさんの経験から判断するように、AIは大量のデータを認識して、状況に合わせて判断をしています。経験を積めば積むほど適切な判断ができるようになっていきます。

現在、世の中で活躍しているのは、特定の目的に対して能力を発揮するAIです。例えばドラえもんのような、複雑な判断や実行ができるAIはまだ登場していません。

2045年がカギ!?
いまAIを学ぶ必要性

AIの活用はとどまることを知りません。

ミスなく大量に処理ができ、常に安定した能力を発揮するので、労働力不足への貢献や生産性の向上が期待できます。

進化を続け、万能にみえるAIですが、懸念もあります。

そのキーワードとして語られるのが、シンギュラリティ。「技術的特異点」という意味で、このままAIが進化を続けていけば、AIが人間の知性を超えてしまうというポイントのことです。シンギュラリティは2045年までに起こり、私たちが経験したことのない世界が訪れるとされています。

例えば、進化したAIによって、大半の人の仕事がなくなるといわれているのもその一つ。

AIは特化型の「弱いAI」と「強い(汎用)AI」に分類できます。
弱いAIは、限定された一つのことを実行します。自動運転やセルフレジなど、現在実用化されているのはこちらです。一方で、複雑なタスクを処理できる汎用AIの開発が進んでいます。 汎用AIが出現すると、大半の仕事がAIにとって代わられるといわれています。しかしAIが苦手とするクリエイティブな作業や複雑な判断が必要な業務は難しいのではとされていますが、しかし、やみくもに恐れる必要はありません。まずはAIをよく知ることが必要です。

インソースでは、企業の様々な活用事例から、AIを活用してできることを学び、グループワークを通じて、自社で考えるための、きめ細かな研修がそろっています。

急速に広がりを見せる生成系AI
「ChatGPT」の登場も

2022年10月末に米・OpenAI社から「ChatGPT」が公開され、大きな衝撃をもたらしました。生成系AIに分類されるこの人工知能は、情報の正しさに懸念があるものの、会話の記憶能力があり、まるで人間と会話しているような自然な受け答えができます。

ChatGPTの登場は、インターネット以来の発明ともいわれ、またたく間に世界中にユーザーを増やしています。汎用AIへの道筋をつけたともいわれるChatGPTの記事「ChatGPT、使いますか? 気をつけることは?」はこちらで読めます。

※本記事は2024年12月05日現在の情報です。

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