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2023.09.07

2024.04.05

市民開発とは?業務部門社員がシステム開発!?

※この記事内容は

文字で構成されています。
市民開発とは?業務部門社員がシステム開発!?

システム開発はエンジニアだけの専門領域だと思っていませんか?
業務部門社員(しかも文系学部卒)でも難しいコードを書くことなく、
社内アプリを開発することが可能なんです。
そのキーワードは「市民開発」です。

市民開発とは「エンジニアに依頼することなくローコード・ノーコードツールを活用して
非エンジニアの一般業務社員が本格的にシステム開発を行うこと」を指します。

そしてこの市民開発は、DXへの取り組みを加速すべく、
大手自動車メーカーや保険会社も取り入れています。

ノーコード・ローコードツールとは?

プログラミングなどのソースコードを書くことなく、
アプリケーションやシステムの開発ができるサービスのことをノーコードツールと言います。

一方で、ローコードツールとは
ソースコードを書く量が最小限で開発できるツールのことです。

既存の部品を組み合わせるように作成するため、
通常より短い開発期間でシステムを作成できます。

もともとセキュリティ対策がされているツールなので、
セキュリティ対策の負担が軽くなります。

なぜ市民開発を推進する必要があるのか

1.人材不足

システム開発の需要は年々増加する一方で、
請け負うエンジニアが不足している状況です。
さらに、自社の部門がどんなニーズを持っていてどんなアプリが欲しいかを
うまく汲み取ってくれるエンジニアとなると中々出会えません。

2.セキュリティリスク対策

社外のベンダーに開発を依頼するということは、
社内の重要なデータを社外の人間に渡すことです。
セキュリティリスクの観点からも、アプリ開発は内製化した方が安全と言えます。

こちらもおすすめ>>情報セキュリティ10大脅威 今ここにある危機とは

3.希望通りのものが出来上がる

ベンダーにアプリ開発を依頼したけど、なんだか使いづらいものが納品された...
ということはよくある話です。

実際の使用者が、IT知識を得て開発した方が安価で迅速に作成することが可能です。

また、途中のシステム変更や機能追加も
柔軟に行うことができ、改善スピードが速くなるというメリットもあります。

定型業務の「少しだけ自動化」でもOK

市民開発と言っても、大がかりなアプリでなくても大丈夫です。
毎日の定型業務を、少しだけ自動化するだけという規模でも、業務の効率化になります。

例えば、

  • 毎日WEBサイトの監視をして変更点を表にまとめる作業がある
  • 業務の依頼・進捗状況を管理しているExcelシートがある

など手作業で行う作業を自動化するとどうでしょうか。

1日5分、30分の時間が空き、別の業務に充てることができます。

これこそがDXです。

Microsoft社のローコード・ノーコードツールは

Microsoftのローコードツールは、Power Appsです。

Power AppsはExcelなどのOfficeツールを操作する感覚で
アプリを作成することができるため、
普段Office関連のツールを使用されている方におすすめです。

PCのアプリはもちろん、スマートフォンやタブレット向けのアプリも
作成できます。

IDAでは、Power Appsで実際にアプリを作る研修を提供しています。

 お手軽WEBセミナー~スマホアプリが自分で作れるPower Apps入門(1日間)
詳細はこちら

一方で、Microsoft社のノーコードツールはPower Automateです。
部品を組み合わせるような感覚的な操作で
ローカルアプリケーションの自動化、Webアプリケーションの自動化を行うことができるツールです。

IDAのPower Automate Desktopの研修は下記になります。

RPA/PowerAutomateDesktop研修~繰り返し作業を自動化する(2日間)
詳細はこちら

DX推進にあたってアプリ開発をしたい方、
業務効率化を進めたい組織にご所属の方に特におすすめです。

多くの企業で推進されつつある「市民開発」。
御社でもはじめてみませんか?

※本記事は2024年04月05日現在の情報です。

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