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2024.08.07

2024.08.22

ベテランプロマネの恐怖体験2024

※この記事内容は

文字で構成されています。
ベテランプロマネの恐怖体験2024

昨年の平均気温を上回る記録的な猛暑が続く中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は当社ベテランプロジェクトマネージャー(以下プロマネ)に聞いた、思わずヒヤリとする体験談をご紹介いたします。

夏は怖い季節

昔から、何故か夏になるとよくトラブルが起こります。
夏季休暇で人員のいない時に限って...

これは私が体験した35年前の、夏の出来事です。
暑い日でした。

当時勤務していた会社の某海外支店(カリブ海周辺)で、小型汎用コンピュータを搬出し、日本に搬送するという緊急ミッションがありました。

私は、1人某国に出張。
日本から飛行機でも35時間以上かかる距離です。
事前にメーカーから指示された梱包仕様にガッチリ木箱に詰め、飛行機に乗せてもらいました。
その時、荷物の積みいれを行った空港職員が笑いながらスペイン語訛りで、こう言ったのです。

"I stubbed my forklift,a little bit"
(ほんのちょっと、フォークリフトぶつけた)

驚愕した私は何度も聞き返します。
"現場を見せて"と言うと、彼は"もう飛行機に積み込んだから無理だ"と言い張るのです。
コツンとやった位かと思いました。その時は...

日本に到着後、千葉県原木にある保税倉庫に確認に行くと...
なんと、梱包した箱の側面に大きな穴が2つ!

側面の穴

stub(スタブ)と言う単語の意味は"ぶつける"
しかし、実はstab"ステァブ"=突き刺す、だった。

英語力がない私は、聞き間違いをしていたのでした。
万事休す。
このコンピュータは、直ぐにインドネシアに移送する計画でした。
直ぐにメーカーの工場に送って修理をして、再度輸出手続き。

夏になると思いだす"怖い"記憶です。

様々な場面で言葉の壁は問題となりますが、これは頭を抱えるしかありませんね。
物事を進める際には、予期せぬ事態も想定したスケジュール設定が必要なエピソードでした。

ここまで特殊な例はごく稀ですが、トラブルとは思わぬところからやって来るもの。
不測の事態が起きても対応できる力を養うために、是非当社のプロジェクトマネジメント研修をご検討ください。

※本記事は2024年08月22日現在の情報です。

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